信濃路古道紀行 中山道・木曽路 その二 奈良井宿から薮原宿へ 鳥居峠越え

風光明媚な長野県には、歴史と伝説に包まれた数々の古道があります。このシリーズは、実際にその古道を一つ一つ訪ね、そこに綴られた物語をお伝えするものです。
今回は、江戸の五街道の中でも、最も昔の姿をとどめる木曽路です。緑深い山間の街道筋に軒を連ねる家々、人里離れた路傍には風雨で傷んだままの石仏や道祖神、里も野も潤いに満ちて詩情豊か、かつては旅人泣かせの二つの峠越えも今では爽快なトレッキングコースになっています。
木曽路の旅2回目は、奈良井宿から薮原宿へ、鳥居峠越えの旅です。木立の中に続く古びた石畳、風雨にさらされるままたたずむ馬頭観音に一里塚などが、いにしえの旅人の苦労を物語る峠越えの道。現代では道の整備も行き届き、国内外の多くの人が昔を偲びながら爽快なトレッキングを楽しんでいます。