【観光】鹿沼秋まつり 鹿沼今宮神社祭の屋台行事(栃木県鹿沼市)
国指定重要無形民俗文化財・ユネスコ無形文化遺産に指定
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祭の始まりは、戦国時代の荒廃から復興が始まった慶長13年(1608)、鹿沼今宮神社の再建とこの年の日照りから救った雨乞いの祭とされています。祭は華麗な彫刻で飾られた囃子屋台が巡行するもので、国指定重要無形民俗文化財・ユネスコ無形文化遺産に指定されています。
囃子屋台は周囲を豪華な彫刻で飾った四輪一層形式で、江戸時代後期に日光の宮大工の影響のもとに造られたと伝えられ、文化11年(1814)に造られた記録をもつものもある貴重なものです。緻密で豪壮な彫刻が施されていることから「動く陽明門」と言われることもあります。
見どころは、20台以上の屋台が集結する「屋台揃い曳き」と「ぶっつけ」と呼ばれる各屋台が集合して行うお囃子の競演。江戸時代からの伝統を受け継ぐ歴史ある屋台とお囃子を中心に繰り広げられる祭は、市民パレードなどとともに賑やかに繰り広げられます。

写真提供:鹿沼市観光交流課
開催期間:10月6、7日(土、日)
開催場所:鹿沼今宮神社(栃木県鹿沼市今宮町1692)と周辺
詳しいスケジュールなどは「鹿沼秋まつり」HPを確認してください。